協会事業の概要


[目的]

愛知労働局、一宮労働基準監督署等関係機関の支援、指導を受けて会員事業場の人事・労務、安全・衛生・健康管理水準の向上と労働保険事務の円滑な推進を図る。また、会員が相互に情報交換や研究活動を進めることにより、各企業の健全な労使関係と労働環境の整備に寄与する。

 

[事業内容]

●労働基準法、労働安全衛生法等労働関係諸法令の周知徹底

●産業安全、労働衛生についての研究および指導

●賃金・労働時間その他労働条件の改善についての研究および指導

●労務管理の合理化等、労働能力の増進についての研究および指導

●労働災害の補償についての研究および指導

●上記各事項についての講演会、講習会、研究会等の開催

●優良事業場および優良従業員の表彰

●機関紙(月刊IRK)の発行

●労働基準行政への協力

[関連事業]

●安全衛生ポスター・図書の斡旋販売

●安全衛生保護具等の斡旋販売

●労働関係諸法令に係る書籍の斡旋販売

●100円労災(会員限定の労災上乗せ保険)の取り次ぎ

●中小企業災害補償共済(中小企業事業主等の業務災害等の補償)の取り次ぎ

●安全衛生用品、ポスター等のお申し込みは、お電話またはファックスでお受けいたします。(電話 0586-48-5495 FAX 0586-48-5496)

 

 

創立40周年を迎えて

一宮労働基準協会 会 長 大 森 輝 英


 

   一宮労働基準協会がここに創立40周年を迎えることが出来ました。この意義ある記念すべき日を迎えられたことも、愛知労働基準協会・一宮労働基準監督署をはじめ関係諸団体のご支援、諸先輩方ならびに会員各位のご苦労とご協力の賜物と深く感謝申し上げます。

   昭和22年に、労働基準局が厚生省労政局から分離して新設され、同年9月の労働省発足とともに全国に労働基準監督署が誕生し、全国レベルで、各監督署単位に地区労働基準協会の設立が進む中で、当地においては労働官署全体の協力団体として、本協会の前身「一宮勤労協会」がスタートをいたしました。昭和56年4月に、「一宮勤労協会」を発展的に解散して、「一宮労働基準協会」設立がされました。

   現在この一宮市は平成17年に尾西市と葉栗郡木曽川町を編入し令和3年4月には中核市となり、人口も38万人を超え愛知県においては岡崎市に次ぐ4番目となっております。

 

   そして我が国においては、少子高齢化が進行する中で、女性や高年齢者の労働参加が進むことにより、労働力の供給が増加する一方で、一般労働者の労働時間はほぼ横ばいで推移し、子育て世帯を中心に依然として長労働時間の割合が高い等の働き方があると思われます。その中で、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて、各企業で工夫しながら取り組みがより効果的なものとするためにはどのような課題があるかを探り実行していく必要があります。それと同時に、近年の技術革新により、テレワークを代表とする新しい働き方が注目されており実現できている業種もありますが、それにそぐわない業種等もあり、別の角度や観点から働き方を見直す必要が求められると考えます。

 

 当協会としても創立40周年を機に心を新たにし、労働基準行政の円滑な運営に協力するとともに、各企業の従業員の皆さんが、明るく健康で安全に働ける環境づくりに知恵と情熱を結集していかねばなりません。そのために協会役員・会員の皆様とともに協会事業の推進、協会の発展に一層の努力をしてまいる所存です。

   今後とも関係諸団体をはじめ、関係各位の皆様に於かれましては、従来に増して一層のご指導ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げるとともに、各会員企業のご隆昌を祈念しご挨拶とさせていただきます。

 

 

協会設立の経緯


※協会創立10周年記念誌から転載(一部修正)

労働省(監督署)の設置と関係協会の設立

昭和22年4月7日に労働基準法と労働者災害補償保険法が公布され、同年9月1日の施行に先立って5月1日に厚生省労政局から分離して同省に労働基準局が新設された。

同月2日には各都道府県ごとに労働基準局が設置されて、それまでの都道府県の所管から離れて厚生省直轄の行政機関となった。

同年9月1日に労働省が発足し、厚生省労働基準局の所掌事務は労働省労働基準局に移管され、全国に334の労働基準監督署が設置された。愛知労働基準局は名古屋市中区丸田町(旧名古屋中公共職業安定所庁舎内)に、また、一宮労働基準監督署は現在の新生にある県税事務所の場所に安定所と同居で設置された。

行政の動きに対応して、昭和23年3月に愛知県労働基準法普及推進委員会(委員長村岡嘉六氏=当時愛知県経営者協会副会長)、同年10月に愛知県衛生管理者協会(理事長村上宏氏=当時名古屋大学教授)、昭和25年4月に愛知県産業安全協会(会長豊田英二氏=当時トヨタ自動車工業株式会社常務取締役)が設立され、その3団体がそれぞれの分野における普及推進活動を展開した。

各地区労働基準協会の設立

一方、各監督署を単位とする地区労働基準協会が、昭和22年労働省の設置以来逐次各地に創設され、一宮でもただちに「一宮勤労協会」が発足して、労働基準監督署、職業安定所、労政事務所及び愛知婦人少年室などのいわゆる労働官署の協力団体として活動を開始した。

一宮労働基準協会の設立

その後、時代の変遷と産業構造の変化とともに、会員事業場のニーズも逐次変移しつつあったのを機に、昭和56年3月末を以って「一宮勤労協会」を発展的に解散し新しく4月から「一宮労働基準協会」を設立した。

一宮労働基準協会設立総会

日時:昭和56年4月14日 午後1時

場所:一宮商工会議所 三階ホール

次第:① 開会の辞(丹下蘇東興業社長) ② 発起人代表あいさつ(豊島一宮商工会議所会頭) ③ 経過報告(都倉蘇東興業常務取締役) ④ 議長選出(豊島一宮商工会議所会頭) ⑤ 議案審議 1⃣ 規約案 2⃣ 事業計画案 3⃣ 会費及び収支予算案 4⃣ 役員選出 5⃣ 新会長あいさつ(岩田食品社長) 6⃣ 来賓祝辞 愛知労働基準局長、愛知県労働部長、一宮市長、愛知労働基準協会々長 7⃣ 閉会の辞(青山大和整毛社長)

会員増強への努力

協会創立に賛同じ、設立時に会員となった事業場はわづか170社そこそこであり、会員の増加が急務であるとして監督署長の勧奨文をもって広く管内の事業場に加入を呼びかけた。 以後、加入の勧奨については協会の重要な業務として、毎年続けられている。

昭和56年4月1日

事 業 主 殿

一宮労働基準監督署長

一宮労働基準協会加入についてのお願い

謹啓、陽春の候ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

労働基準行政の円滑な推進につきましては、日ごろから何かと御協力いただき感謝しております。

労働基準法、労働安全衛生法、最低賃金法、労働者災害補償保険法、その他労働関係諸法令の周知徹底、労働災害防止のための研修会、講習会等の開催、その他安全衛生を含めた労務管理水準向上のための諸施策の推進普及と地域産業の発展への努力は、従来、「一宮勤労協会」がその役割を果してまいりましたが、時代の変遷と産業構造の変化等から同協会は、本年3月31日をもって発展的に解散し、新たに「―宮労働基準協会」が設立されることとなりました。

新たに設立される一宮労働基準協会は、旧協会の事業を引き継ぐとともに、会員事業場のニーズをより的確に把握し、時代の要請に応え得る活動を活発に展開し、もって地域産業の発展に寄与すると同時に、私どもの行政の足らざるを補う有意義な団体であると信じています。 つきましては、一宮労働基準協会設立の趣旨、事業内容等につき御理解いただくとともに、管内事業場の労働諸条件のレベル・アップのためには、新協会への全員参加が何よりも要請されることを御賢察いただき、是非とも御加入下さるようお願い申し上げます。

敬具

 

※時代の流れにより、現在では監督署長による加入勧奨は行っていません。

 

 

協会の沿革